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Album Review
The Colour in Anything
James Blake
Yasuyuki Misawa
March. 2017

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かの色 

THE COLOUR IN ANYTHING

「ただ派手にやりたかっただけさ…俺は俺の人生をおもしろおかしくしてみたかったんだ…」  
船戸与一  「猛き箱舟」 より引用

そんな言葉がしっくりくる…
深く、深く、深く…
重厚な世界観、妖艶なエレクトロサウンド。

クラシックピアノを幼き頃から学び、モータウンサウンド、ソウル、ゴスペルなどのブラックミュージックに影響されたJames Blake。
彼は10代最後の年、ロンドンで『ダブステップ』と自身の音楽を融合し、唯一無二の地位を確立した。

音楽の境界線を破壊し、それを超越していくような存在…
よくこんなイメージで紹介されるJames Blake。

2017年 2月25日に開催された、James Blake待望の単独ジャパンツアー。
見に行ってまいりました。

彼のステージは、まさに『圧巻』の一言に尽きます。

簡単に言うと、
「トムヨークがゴスペル混じりにジョニミッチェルっぽく歌っている人」
(あくまで僕の主観です。実際にジョニミッチェルのCase of youをカバーしています)

支離滅裂な説明は置いておいて、彼に対し僕が感じること。
それは古き良きものを学び、そこから独自の視点で新たなものを生み出し続ける力。

その力は、僕たちCLASSIC INC.のメンバーにも必須なものである。
そう再確認させてくれた一枚です。

CLASSIC INC.
Manager : Yasuyuki Misawa

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