何かの色
THE COLOUR IN ANYTHING
「ただ派手にやりたかっただけさ…俺は俺の人生をおもしろおかしくしてみたかったんだ…」
船戸与一 「猛き箱舟」 より引用
そんな言葉がしっくりくる…
深く、深く、深く…
重厚な世界観、妖艶なエレクトロサウンド。
クラシックピアノを幼き頃から学び、モータウンサウンド、ソウル、ゴスペルなどのブラックミュージックに影響されたJames Blake。
彼は10代最後の年、ロンドンで『ダブステップ』と自身の音楽を融合し、唯一無二の地位を確立した。
音楽の境界線を破壊し、それを超越していくような存在…
よくこんなイメージで紹介されるJames Blake。
2017年 2月25日に開催された、James Blake待望の単独ジャパンツアー。
見に行ってまいりました。
彼のステージは、まさに『圧巻』の一言に尽きます。
簡単に言うと、
「トムヨークがゴスペル混じりにジョニミッチェルっぽく歌っている人」
(あくまで僕の主観です。実際にジョニミッチェルのCase of youをカバーしています)
支離滅裂な説明は置いておいて、彼に対し僕が感じること。
それは古き良きものを学び、そこから独自の視点で新たなものを生み出し続ける力。
その力は、僕たちCLASSIC INC.のメンバーにも必須なものである。
そう再確認させてくれた一枚です。
CLASSIC INC.
Manager : Yasuyuki Misawa